2006-01-01から1年間の記事一覧

「チャーリーとチョコレート工場」(2005・アメリカ) チョコレート工場に招待された5人の子供たち。夢のチョコレート工場を舞台にしたファンタジー映画。遊園地のアトラクションを楽しんでいるようかの映像が面白かったです。

「RIEZ」(2005・アメリカ) ロスのゲットーで生活する若者。死と隣り合わせに踊る若者のドキュメンタリー。新しいジャンルのダンススタイルを生み出し、それがバトルとなる。怒ることがダンスとなり、ダンスが喜びとなる。

「オルフェ」(1999・ブラジル)音楽:カエターノ・ヴェローゾ 「黒いオルフェ」のリメイク。リメイク前と比べると、携帯電話、パソコンなど現代的なものが登場します。フランス人が作った「黒いオルフェ」が許せなかったブラジル人が作ったというこの作品。…

「レインマン」(1989・アメリカ) 自閉症の兄とその弟のロードムービー。愛を知らない弟がお金目当てに近づいた兄と旅をしているうちに、兄弟愛に目覚めていく。ダスティン・ホフマンは好きな俳優なので、演技が見ものでした。

「白痴」(1951・日本) 黒澤明監督の作品はあまり観ていなかったので、原節子の演技にビックリしました。映画監督が違うだけで、かもし出す雰囲気も変わる女優なのですね。原作がドフトエスキーです。無垢である、白痴である男。それが芽生えさせてしまった…

「青いパパイヤの香り」(1993・ベトナム/フランス) ベトナムサイゴンが舞台。少女が女へと成長してゆく。アジア女性の美しさは、その主のために尽くすという部分ではないでしょうか。欧米化が進む日本で、そういう精神は、いつまでも失って欲しくないなと…

「ムーンウォーカー」(1988・アメリカ) マイケル・ジャクソンのミュージカルです。当時リアルタイムで見ていたPVなど、あらためて見直しましたが、すごいアーティストだったと再認識。ダンス、歌唱力、すごい。マイケルはすごかったのです。

「陽炎座」(1981・日本) 先日見た「夢二」の鈴木清順監督の作品です。彼のことはよく知らないのですが、フェリーニが好きそうですね。松田優作演じる、主人公の創造の世界。加賀まりこが相変わらずキュートでかわいらしい。夢のような映画でした。

「ティファニーで朝食を」(1961・アメリカ) ニューヨークを舞台にした、恋愛物語です。ヘップバーンのファッションの美しさに、魅了されます。しあわせから逃げていた、かごに入れられるのを恐れていた、ホーリー。名無しの猫、弟の名前で呼ばれる男の元へ…

「セントラルステーション」(1998・ブラジル) リオで手紙の代筆を仕事としている女と偶然出会った少年のロードムービー。少年の父を探しに行く物語なのだが、知らず知らず女は自分の父を探している錯覚を起こす。そして女は父を探したいのだと、最後自覚す…

「ウエストサイド物語」(1961・アメリカ) 家にあったビデオが出てきたので、また観直しました。ギャング同士のトラブル、それと反する愛、ミュージカルなので、苛酷さを感じずに見ることが出来ます。初めて観た時は、暴力シーンがダンスだったのが、衝撃的…

「天国と地獄」(1963・日本)監督:黒澤明 丘の上を見上げれば、天国の様な豪邸。地獄から見つめる青年は、憎悪を増やして行った。憎悪が増し、行った犯罪。天国と地獄など境目で、どちらともいえない。世界の黒澤と言われるだけの、すばらしい映画でした。…

「夢二」(1991・日本) 大正を生きた画家、夢二の分裂した世界の物語。多くの女を見つめる視点、愛する視点が、写真を担当している荒木経惟を思わせます。時代が変わっても、変わらない視点があることを知ります。決して古くならないもの、それに新しさを感…

「ヨコハマメリー」(2003・日本) かつてヨコハマに生涯娼婦でいる、女がいた。彼女の名前は「メリー」。いろいろな名前で彼女を呼ぶ人もいた。彼女は町に立ち続けた。去っていった男との思い出、思い出深い、伊勢崎町で暮らしていた。死に近づくと、彼女は…

「愛人−最終章−」(2000・フランス) デュラスの最後の愛人、38歳年下のヤンが綴った彼女の物語。実在した物語でありますが、日本人には理解しがたいと思います。愛するがゆえに、作家であるがゆえに、アルコールに溺れて行ったデュラス。彼女を最後まで、…

「愛人−ラマン−」(1992・フランス、イギリス)原作:マルグリット・デュラス 学生時代に劇場で映画を観たのですが、衝撃を受けて、デュラスの本を読みあさりました。今観ても、いい映画だと思います。性的部分を取り上げられがちな作品ですが、純愛映画だと…

「カッコーの巣の上で」(1976・アメリカ) 刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装ったマクマーフィと患者たちの物語。男によって患者たちが変化して行く様子、婦長のあまりにも冷酷な性格、演技が見ものでした。最後、巣から旅立つインディアンの男。…

「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝殉愛章」(2006・日本) あの少年ジャンプの漫画「北斗の拳」が映画となってよみがえった。見終わった後、すばらしい映画だなと思いました。原作の漫画の方の内容はうろ覚えでも、楽しめました。ジャパニメーションの力を見…

「カスタムメイド10.30」(2005・日本) 広島を舞台にした高校生(木村カエラ)の青春物語。コミカルに描かれた、思春期のモヤモヤさ、自分の居場所、それを見つけ出すきっかけ。ファッションなど、とてもかわいく、楽しく観終えました。何かをやりたいと思…

「ソウルフード」(1997・アメリカ) 「ビック・ママ」が繋ぐ家族の物語。日曜日の食事、アメリカ南部の料理、ソウルフード。ケンカをしても、ビック・ママが死んでも、家族を繋ぐ食事会。こころ温まる、映画です。

「妖怪大戦争」(2005・日本) 少女期に読んでいた妖怪大辞典。その妖怪が出てくる、実写版映画。個人的に大興奮でした。妖怪のゆかいさ、人間のおろかさ、そして水木しげる先生の言葉。「戦争はいけません、腹がへるだけです」奥深い言葉です。

「かもめ食堂」(2006・日本)原作:群ようこ 北欧、フィンランドを舞台にした日本人の食堂の物語。個人的に好きな3人の女優の演技や、北欧独特のデザインの服など、とてもよかったです。「かもめ食堂」が、最初は誰も客がこなかったのに、次第に地域にとけ…

「NANA−ナナー」(2005・日本)原作:矢沢あい 思っていたより、面白く観終えました。二十歳くらいの感覚。すでに忘れてしまっている恋愛のせつなさ、思春期の夢などを思い出させてくれます。若い人に受ける漫画であり、映画なのがよくわかりました。

「モハメド・アリ かけがえのない日々」(1996・アメリカ) 自分の思想と反するとベトナム戦争への徴兵を拒否して、アメリカでのボクサーとしての生命を絶たれたモハメド・アリ。しかし彼はカムバックした。自分の故郷であるアフリカ。ザイール(現在コンゴ民…

「モハメド・アリ/チャンピオンへの道」(1972・アメリカ) モハメド・アリのドキュメンタリー。当時のアリの試合の映像や発言、マルコムXの葬儀の映像など貴重な映像ではないでしょうか。公民権運動やネーション・オブ・イスラム、ベトナム戦争など時代や…

「公式長編記録映画 日本万国博」(1971・日本) 1970年、大阪で開催された日本万国博覧会の映像記録。思っていたより、スケールが大きく感動しました。戦争をしあっている国、憎みあっている国でも、大阪に集まり、建築・文化・音楽・伝統を披露する。世界…

「イレ・アイーエ〜バイーアからの祈り〜」(1989・アメリカ)監督・音楽:デビット・バーン アフリカ系ブラジル人の宗教「カンドンブレ」のドキュメント。1989年に制作されたので、映像が古いです。DVDのパッケージはそれ用に、別撮りしたなという感じで…

「ゴッドファーザーPart2」(アメリカ・1974)音楽:ニーノ・ロータ 移民としてイタリアから、アメリカに移り住んだ父親の物語を交えた、マフィア・ファミリーを引き継いだ息子の物語。アメリカ企業とキューバ革命の関係、マフィアとの関係が気になっていた…

「ジャマイカ楽園の真実 LIFE&DEBT」(2001・アメリカ) ジャマイカのドキュメンタリー映画。イギリスから独立したものの、アメリカに支配されるジャマイカの現状。奴隷制度が終わっても、続く過酷な労働。富める国、富める人々。マクドナルドが「スロー」を…

「ゴッドファーザー」(アメリカ・1972)音楽:ニーノ・ロータ アメリカに生きるイタリア・シチリア人のマフィア、ファミリーの物語。まずテーマ曲、音楽がいい。音楽はニーノ・ロータです。彼らは結局、生まれた土地に居場所がなく、豊かに暮らすことを夢見…