2007-01-01から1年間の記事一覧

「叫(さけび)」(2007・日本) 黒沢清監督によるホラー。わっと驚く怖さではなく、じわりじわりとくる怖さがなんともいえません。どんでん返しもこの監督の特徴らしいです。

「ナビィの恋」(1999・日本) 沖縄の島を舞台にした、ラブコメディ映画。沖縄民謡が多用されていて、沖縄民謡の有名どころが出演しています。テンポよく、明るく、沖縄の風景もよく、楽しく見終えました。

「A」(日本) 旦那セレクト。オウムのドキュメンタリーです。最初はあまりすすんで見たいと思わなかったのですが、広報の信者の純朴さ、こういう人が信者なんだという関心。横暴な警察のスクープシーン。結構衝撃的でした。

「サボテン・ブラザーズ」(1986・アメリカ) メキシコを舞台にしたコメディ映画。見たことがあるのですが、また見てみました。ハリウッドのわかりやすいコメディ、ストーリーで見ていて和みました。

「ホテルハイビスカス」(2002・日本) 沖縄を舞台にしたショートストーリの映画。沖縄のゆるい雰囲気を上手く演出していると思います。出演者に、沖縄民謡の有名どころがちらほら。同監督の「ナビィの恋」も見てみたいです。

「スクール・デイズ」(1988・アメリカ) アメリカ南部の黒人大学が舞台のミュージカル、コメディ。スパイク・リーの初のメジャー作品。音楽を期待していたので、ちょっと期待はずれでした。

「疑惑」(日本) 松本清張シリーズです。以前テレビで見たときに、桃井かおりの演技がすごいと記憶していたものです。見直したのですが、やっぱり悪女っぷりがよかったです。違うタイプを演じた岩下志摩のクールな演技も見ものです。

「私の小さな楽園」(2000・ブラジル) ひとりの女と暮らす男たちの物語。主人公の女は、たくましい生命力を持っている。繰り広げられるラテン的な人間模様。フォホーの音楽などがよい。音楽はジルベルト・ジルです。

「ドレミファ娘の血は騒ぐ」(1985・日本) 洞口依子のデビュー作。当時の彼女の雰囲気、顔、もちろん体もエロティックでかわいいです。もとはポルノ映画だったらしいのですが、うーん大学生の自主映画風ですね。“若い映画”ですね。

「スターシップトルーパーズ 」(1997・アメリカ) 以前見たことがあることを思い出しました。突っ込みどころ満載の、SF戦争映画です。虫嫌いの人は見ないほうがいいと思います。凝った演出もなく、潔さすら感じます。

「砂の器」(1974・日本) サスペンスものを見たくて、松本清張原作シリーズを借りてみました。最近、テレビドラマ化したらしいですね。現代の捜索とは違って、刑事が足で探すという感じがよかったです。自分が生まれた時代の映画がDVD化していて、また見…

「フランシスコと二人の息子」(2005・ブラジル) ブラジルを代表するセルタネージョのアーティストの、サクセスストーリ。幼少の頃の話は、こころが温まり涙をさそいます。途中で成長して、物語が変化してゆくにつれて、ちょっと共感できなくなってしまいま…

「ツィゴイネルワイゼン」(1980・日本) 大正ロマンな着物が見たいと思い、観てみました。芸術的な内容の映画で、ちょっと一般受けはしないと思います。見てみたかった着物は、よかったのですが。

「ロッキー」(1976・アメリカ) テレビなどで放映されておなじみの「ロッキー」。実は全部通して観たことがなかった。イメージしていたエイドリアンのキャラクターが違っていてビックリしました。ゴットファーザーシリーズを観ている人ならエイドリアンが誰…

「ロスト・イン・トランスレーション」(2003・アメリカ) ソフィア・コッポラの作品です。何か賞を受賞しているらしいのですが、日本人と外国人の感じ方の違いだなと思います。外国人(主に欧米)の視点という部分だけ、楽しめる映画です。

「カリートの道」(1993・アメリカ) ヒスパニック系ギャングの物語です。主演はアルパチーノ。イタリア系なのにヒスパニック系を演じています。闇の世界から足を洗おうとした主人公。結局はニューヨークの109丁目から逃れられない運命を終えるのでした。

「ゴッドファーザー PART III」(1990・アメリカ) ゴットファーザー・シリーズの最終章。酷評されていましたが、思ったより面白く観終えました。ただマイケルの娘役のソフィア・コッポラが出てくる度「コッポラの娘だ」と思ってしまいました。

「リオの若大将」(1968・日本) リオとありますから、もちろんブラジルロケもありの若大将シリーズです。当時のブラジルや日本の時代背景などうかがえます。内容はコメディとラブストーリー。凝りすぎた構成がなく、音楽もGSでよかったです。

「エターナル・サンシャイン」(2005・アメリカ?) 恋愛映画かとおもいきや、脳裏の、夢のような映像があふれる映画でした。「マルコビッチの穴」のように人間の本質というか、脳の不思議さを描くのが上手い監督ですね。音楽はソフトロック風。

「めぐりあう時間たち」(2002・アメリカ) ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』が原作らしい。以前友人が見たと言っていたので、見てみたが、結構難しい内容です。最後になって時代が、小説が重なり合ってゆくのがわかります。なんとなく文学的、詩的な…

「ローズ・イン・タイドランド」(2006・イギリス・カナダ) 現代版アリスという歌い文句と、パッケージのデザインにひかれて見てみたのですが、主人公の少女が多重人格者で、なんというか悪趣味です。途中で見るのをやめました。

「ブロークン・フラワーズ」(2005・アメリカ) ジム・ジャームッシュ監督のプレイボーイが息子の母親を探して旅をするものがたり。記憶をたどっていく旅というのが「ストレンジャー・ザン・パラダイス」に似ています。

「エミリー・ローズ」(2005・アメリカ) 悪魔に憑かれた少女を死なせてしまった神父の裁判の物語。「エクソシスト」を思い出す、映画ですが原作は実話だそうです。オカルトというより、宗教的な映画だなと思いました。

「ナイロビの蜂」(2005・イギリス) フェルナンド・メイレレス監督の映画です。売りがラブストーリーのようですが、私は違った印象をうけました。アフリカの景色、人、音楽、富める人と貧しい人、軽い命と死んで生まれてくる子供。地球のシステムをよく知る…

「CITY OF GOD~THE TV SERIES~」(ブラジル) 「シティ・オブ・ザ・ゴット」のTVシリーズです。1〜4まであります。映画版とは違い、現代のファヴェーラでの生活、そこで暮らす少年たちの物語です。ファヴェーラの風景、生きた彼らの生活が伺えます。

「Oi Bicicleta」(2005・ブラジル) 自転車でブラジルを横断した家族の物語。ブラジル的な映画らしいのですが、昔の日本の映画のような内容です。信仰、家族、人との出会い。多くを持たない人が、自然に生きてゆく。

映画を見てはいたのですが、記録してゆくのをずっと忘れていました。見た映画を思い出しながら、書いてゆきます。日付など違いますが、気にしないでください。