2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「愛人−最終章−」(2000・フランス) デュラスの最後の愛人、38歳年下のヤンが綴った彼女の物語。実在した物語でありますが、日本人には理解しがたいと思います。愛するがゆえに、作家であるがゆえに、アルコールに溺れて行ったデュラス。彼女を最後まで、…

「愛人−ラマン−」(1992・フランス、イギリス)原作:マルグリット・デュラス 学生時代に劇場で映画を観たのですが、衝撃を受けて、デュラスの本を読みあさりました。今観ても、いい映画だと思います。性的部分を取り上げられがちな作品ですが、純愛映画だと…

「カッコーの巣の上で」(1976・アメリカ) 刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装ったマクマーフィと患者たちの物語。男によって患者たちが変化して行く様子、婦長のあまりにも冷酷な性格、演技が見ものでした。最後、巣から旅立つインディアンの男。…

「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝殉愛章」(2006・日本) あの少年ジャンプの漫画「北斗の拳」が映画となってよみがえった。見終わった後、すばらしい映画だなと思いました。原作の漫画の方の内容はうろ覚えでも、楽しめました。ジャパニメーションの力を見…

「カスタムメイド10.30」(2005・日本) 広島を舞台にした高校生(木村カエラ)の青春物語。コミカルに描かれた、思春期のモヤモヤさ、自分の居場所、それを見つけ出すきっかけ。ファッションなど、とてもかわいく、楽しく観終えました。何かをやりたいと思…

「ソウルフード」(1997・アメリカ) 「ビック・ママ」が繋ぐ家族の物語。日曜日の食事、アメリカ南部の料理、ソウルフード。ケンカをしても、ビック・ママが死んでも、家族を繋ぐ食事会。こころ温まる、映画です。